IK Multimedia ARC System 2 をfoobar 2000で使う

どうも、ちゃーりーです。
やっぱりいい音で音楽聞きたいですよね。
これは全人類の願いなんじゃないかなって思ってます。

ちゃーりー家では、これまで Fostex NF-4A というそこそこのニアフィールドモニタを RME Fireface UCという結構なAUDIO IFで鳴らしていました。

でも、やっぱりもっといい音が聞きたいんだぜ、ということで、うっかり
IK Multimedia ARC System 2 という VST プラグインを導入しました。

http://www.ikmultimedia.com/products/arc/

ARC System 2 は AUDYSSEY MULTEQ XT 32 という音場補正技術のVST実装で、部屋の音の鳴りをマイクで実測して、EQなどで補正しますよ、と言うものです。
ちなみにハードウェアでにたような機能を実装しているアンプとか、モニターコントローラとかもあります。

というわけで、この環境で音作りを今後していくにあたり、日常的にもこの音を聴き続ける必要があるよなぁと言うわけで、
foobar2000 という普段使っているwindowsのオーディオプレイヤーに ARC System 2 、iZotope OZONE 5(マスタリングエフェクタ)、T-Racks 3 Metering(音量メータ)という3つのVSTを同時に使えるようにセッティングしてみました。
なかなかうまく動かなかったので、その奮闘記となります。

foobar 2000 は拡張性に富んだオーディオプレイヤーです。
元々Winampを開発していた人が、最近のWinampはだらしないとか言って作り始めたもののようですが、歴史的な経緯はよく知りません。
まぁ、とにかくすごく拡張できます。

そんなわけで、VSTを読み込むという拡張も複数存在しています。

今回は
George Yohng’s VST Wrapper と、
VST 2.4 adapterを併用しました。

なぜ併用なのかというと、頑張って動かしてみようとした結果、

VST用拡張名 ARC System 2 iZotope OZONE 5
George Yohng’s VST Wrapper 動く 動かない
VST 2.4 adapter 動かない 動く

となっていることが分かったからです。

George Yohng’s VST Wrapperは1つのvstしか使えないので、ARC System 2 専用とし
VST 2.4 adapterをもちいて、OZONE5 と T-Racks 3 Metering を読み込みました。

そんなわけで、いつでもこれら3つのvstを使用可能な環境がととのいました。
ARC System 2 で理想的な音場でのリスニングを実現しつつ、OZONE5でリスニングついでにリマスタリングもできるので、なんていうか、便利です。さらに、T-Racks 3 Metering によって Pervasive Loudness も確認できます。

また、追加したいVSTが今後増えてくればVST 2.4 adapterによって追加することができるので、もうなんていうか、思いのままです。

スクリーンショット、とってみました。120Hzあたりに大きなくぼみがあり、ベースの音が見えないという状況がずっと続いていたようです。

本当は、iTunesでVSTが使えると一番便利なのにね。。

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