自分に通知を送る

人生には、自分に通知を送りたくなることがよくある。例えば、

$ tar xf 開くのにめっちゃ時間がかかるクソでかファイル.tar.gz 

ってしたときとか、あー終わったら呼び出してくれないかなぁって思うことがあると思う。
他にも、これは時間がかかりそうだなーという、なんかしらのコンパイルをするときとか、終わるまで待つのはだるいけど、でも終わったらすぐに結果が確認したい。そういうことがあるとおもう。
この手のまとまった時間が必要になるコマンドの実行が終わるまでは、液晶ディスプレイの前から離れて、まぁお茶でも飲んでおこうかな、って思うのが人情である。

これは、よくある問題である。
みんな、こういうとき、どうしているのだろうか。
自分は、url を叩いたら自分にメールを送るような仕組みを作って、コマンドが終わったら、その url を叩くようにしている。

やっていること

で、自分はこういうときのために、適当に url を叩くと、自分のスマホにメール(MMS)を送れるような簡単な web サービスを、6年くらい前にふと思い立って作った。
つまり、下のようなコマンドを打つと、結果的に自分のスマホに SAMPLEMESSAGE って本文に含まれたメールが届くようになっている。

$ curl "https://exampleserver.jp/yobidashi?msg=SAMPLEMESSAGE"

といっても、exampleserver.jp/yobidashi でやってることはアクセスが来たら、smtp サーバにアクセスし msg の内容を含むメールを送るだけである。

で、実際には、zshrc の中に更にこんな感じに書いている。

function sntfy() {
  curl --silent "https://https://exampleserver.jp/yobidashi?msg=$1" > /dev/null
}

なので実際には、こんな感じで使う

% tar xf 開くのにめっちゃ時間がかかるクソでかファイル.tar.gz ; sntfy tar_open_finished

これで、開くのにめっちゃ時間がかかるクソでかファイル.tar.gzを開いている間に優雅にお茶を飲みつつ、終わったら自分のスマホにメールが届き、tar.gz 内の内容を確認することができる。

懸念点

url を叩くと、今のところ、手元のスマホに push 配信され、届くのがはやいスマホのキャリアメールを使うようにしている。

でも、いつまでもキャリアメールがついているような高い携帯電話のプランを使わずに、格安スマホに変えたいなと思っている。
そうすると同様の仕組みは使えなくなる。

で、どうやら、最近は iPhone をはじめとするスマホでも web notify というブラウザ経由で web サーバーから手元のスマホに通知を送る仕組みがあるらしい。
色々調べてこっちを使う仕組みに切り替えたいなぁと思っている。

おわり

時間がかかる処理が終わったら自分に通知を送るために自分がやっていることについてざっと書いた。
よくある問題だと思うので、他の人がどうしているのか気になる。
みんなどうしてるのか教えてほしい。

2025年になった

2025年になった。
今年、どうしたいか、目標を書いていこうと思う。

1年で12回の不要不急の外出をする

昨年に引き続き、自宅から半径 7.5km 以上離れたところに出かけることを目標にする。
ただし、多少外出の頻度にブレがあっても良いように、毎月1回とはせず、12ヶ月で12回とする。

4曲書く

娘9歳が DTM を始めたので、負けないように、およそ3ヶ月に 1 曲のペースでなにか書く。

スト6のオフライン対戦会に行く

昨年は結局一度も行かなかったので行きたい。
横浜でやってた Fighter’s Crossover が復活してくれればいいな。

k8s を運用に乗せる

k8s 環境は作ってあるし、サンプルアプリを書いて動かすところまでは行っているけど、サンプル止まりなので実サービスを乗せていきたい。

ただし、docker-compose でサンプルが書いてある既存ソフトも多いので、無理して全部 k8s に移すような無理はしない。

サーバーの運用監視をどうにかする

まともに監視できてなくて、止まっているのにすぐに気付けなかったことが昨年はぼちぼちあったので、ちゃんと監視できるようにする。
無理しないように、楽をできるようにする。

この blog を月に1回くらいは更新する

twitter (X)はなんだか雲行き怪しくて、twitter に書いときゃいいという時代でもなくなってきた気がする。
外部サービスに頼らない形で、何かを定期的にアップデートしておくのが良い気がするので、この blog を定期的にアップデートする。

近所にできたDJブースのあるバーに定期的に行く

最近 DJ ブースのあるバーが近所にできた。
その存在自体が面白い感じなので定期的に行って様子を見るようにする。

2024年が終わる

2024 年が終わるので、一体今年、どんな事があったか振り返ってみようと思う。

1ヶ月に1回は不要不急の外出をする という2024年の目標について

年初に、1ヶ月に1回は不要不急の外出をする という目標を立てた。具体的には年初の時点では自宅から 10km 以上離れたところに出かけることにしていた。
自宅の最寄りは戸塚駅だが、横浜駅まで出かければ OK ということにするくらいの感じで 10km 以上としたのだけど、実際には横浜駅は 自宅から 10km 離れていないということに途中で気づいたので、7.5km に変更した。

この目標はちゃんと達成できた。偉いと思う。
ただ、これは、毎月 1 回不要不急の外出をするという目標であって、例えばある月に複数回不要不急の外出をしたので、次の月には外出しなくてもいいや、みたいな甘えを許さない感じで疲れてしまったので、来年は 1 年で12回の不要不急の外出をする、という目標に改めたい。

インフルやらコロナやら

年が明けて、上の子は小学校に行き、下の子も幼稚園に行ってなんとなく落ち着いてきた頃、妻がインフルエンザにかかった。
結局、妻がインフルでダウンしている間、下の子の幼稚園の送り迎えをしていたら、ろくに働くことができず、年初から割とまとめて仕事を休んだ。

3月には妻がコロナにかかって、1月と同様にまとめて仕事を休んだ。

で、4月に自分もインフルにかかってこのときもまとめて休むことになったので、インフルに年休をごっそり持っていかれる形になった。

ちなみに、4月に下の子も小学校に上がって、送り迎えは不要になったし、自分は在宅勤務なので、家族の誰かがインフルやらコロナやらにかかっても、仕事しながらうまく家事も全部回すことができるはずで、来年以降は同様の状況は起きないはず。

garmin の vivosmart 5 というアクティビティトラッカーを買った (1月)

なんか、ずっと仕事がしんどい状況が続いており、どうにか楽をする方法がないかずっと考えていた。
まずは自分の状況を定量化する必要があると考え、なにかしたらのアクティビティトラッカーを買おうと検討する期間がずいぶん長く続いていたのだけど、結局 garminvivosmart 5 というちっちゃくてやすい腕時計みたいなのを買った。

ちなみに、昔、ゲームを真面目に遊んでた頃に、腕に時計をつけるなんて舐めプなんじゃないかと感じて、腕時計をつけるのをやめてしまった。
そんなかんじで腕時計は 25年ぶりくらいだったのだけど、案外つけていても違和感がなかった。

心拍数を測ったり、歩数を測ったり、睡眠時間を測ったりしてくれる。
で、ここまでに11ヶ月ほどほぼ毎日忘れず装着し、データを取り続けて、ある程度自分の傾向が見えてきた気がする。

  1. 夜にお酒を飲むと、寝ている間の心拍数が下がりきらず、データ上疲れが取れていないことになるし、実際そうである実感がある。
  2. 早く寝るよりも、寝られそうなタイミングで寝るほうが結果として良いことが多い
  3. 外出せず、あんま歩いていないようでも、積み上げるとなんだかんだで毎日 7000 歩くらいは歩いている
  4. 仕事がしんどいなぁと思っているときは、ずっと座ってパソコンに向かっているだけのはずなのに、心拍数が130くらいまで上がっている

など、まぁなんか他にも色々あるけど、けっこう面白いデータが取れている。引き続きデータを取り続ける予定。

ウイスキー

昨年に引き続き、ウイスキーを買ってきては飲んでいた。
ウイスキーは常温で保存しても大丈夫なので、飲みたいものがあれば買ってきてしまうせいで、ビンの数がえらいことになってきた。
多分すでに2〜3年くらいは飲みきれない量が家にあるので、11月あたりにこれ以上買い足すのはやめようと思った。
ただ、本当に好きな銘柄であるジョニーウォーカーグリーンだけは買ってもいいってことにした。

来年末までにどれくらい瓶の数が減っているだろうか。

RTX 4070 ってグラボを買った (2月)

7年間くらい GTX 1080 を使ってきて、流石にそろそろなーと思ったので、 RTX 4070 を買った。
ちなみに 4070 にした理由は従来の 8 pin の電源で一番性能がいいやつが欲しかったから。
結局スト6しか遊んでおらず、その性能をうまく使えていない気がする。
もうちょっといろんなゲームを遊びたいなと思っている。

4K ディスプレイを 2枚買い足した (10月)

家には2つ自分の机がある。仕事用の机のディスプレイは やすかった中国メーカーの Full HD 2 枚で、趣味とゲームの環境の方は LG の 4K 2 枚だった。
で、今年仕事で使うノートパソコンも macbook pro に新調して、 4K ディスプレイを 2枚繋いでも性能上無理がない感じになったので、仕事用の机のディスプレイの方も 4K 2 枚にしたくなってきた。

家に同じような 4K ディスプレイが 4 枚あっても、なんか代わり映えがしないし、せっかく RTX 4070 も買って、高フレームレートにも耐えられそうなんだから、フレームレートが高いものも買ってみようと思って、JAPANNEXT の JN-IPS27144UHDR-HSP っていう 4K 144Hz のやつと、JN-IPS2709UHDR っていう 4K 60Hz のものを買った。
名称から、同一のシリーズのように見えたけど、見た目は結構違うし、ベゼルの寸法も若干違うのだけど、縦に並べて使っても特に違和感はなくて、満足している。

ちなみに、144Hz を常用しているとマウスを動かした感じが 60Hz とは明確に違うし、ブラウザのスクロール中の文字のブレがかなり少ないので、確かに FPS とか画面の動きが多いゲームでは画面の見え方に関してアドバンテージが有るのだろうなと実感した。

IK Multimedia ARC STUDIO を買った (3月)

家庭で導入できるスピーカーの補正ソフトの定番に IK Multimedia の ARC がある。
自分はバージョン 2 あたりから使っている。
もともとはDAW やらの VST を通すことで補正をしてくれるというものだったのだけど、PC の外にエフェクターをおいてそこで補正してくれる ARC STUDIO という製品が発売されたので買った。

VST での補正は曲を書いているときはいいのだけど、例えば spotify で音楽を聞いたりブラウザで動画を見たりと言った場合に、工夫が必要だった。
今回、パソコンの外というか、スピーカーの直前で補正をしてくれるようになったので、PC側での工夫が不要で便利になった。
とても良い。

Keysounds!!!#2 でDJした (3月)

Keysounds!!!#2 というイベントで DJ した。
場所はMograだった。Mograで DJ したのは多分 10 年くらいぶりじゃないだろうか。

自作キーボード愛好家のためのイベントだったので、このイベントに向けて、 Art-Net という照明機器向けのプロトコルで、自作キーボードを光らせる制御を行うための仕組みを開発した。
おかげで、qmk という自作キーボード向けのオープンソースファームウェアで LED を光らせる仕組み周りにちょっと詳しくなった。
ぎりぎりまで開発していたけど、どうにか動いて本当に良かった。

その後も少し開発を続けて機能を強化した。
また、この仕組みを使う機会があればいいなと思う。けどなかなかないだろうな。

財布を新調した (5月)

就職した後に買った財布を 15年くらい使っていた。
学生の頃は 2 年に1回くらいは財布をなくしていたので、働き始めてもあいかわらずなくすだろうって思っていたけど、全然そんなことはなく、15年経過してしまった。

この 15 年の間に、現金を用いない決済手段が急激に普及して、財布の出番は減った。
使う頻度が低くなったのに財布が今まで通りの大きさってのもなんかしっくりこず、小さいものを探していた。
小さい財布というと、avrAsus というわりと昔からある製品があって、知り合いにも何人か使っている人がいる。
自分もそれにしようかなぁと思っていたのだけど、Hitoe® Fold – Liscio – ってのがよりシンプルで長持ちしそうに思ったのでこっちにした。

過不足ない感じでちょうどよい。

BMS と beatmania IIDX infinitas で使えるコントローラーを作った (5月)

昨年あたりからレバーレスコントローラーの作成に使っている GP2040-CE を使って、BMS beatmania IIDX infinitasやらで使えるコントローラーを作った。

2DX のコントローラーとなると、普通のコントローラーと比べてスクラッチの検出をどうするのかと言うのが問題になるけど、GP2040-CE にロータリーエンコーダーを扱う Add-On があり、これを使えばあんま難しいことを考えずに作ることができる。
このコントローラーを作る直前で merge されたばかりの機能で、タイミングがちょうどよかった。

作ったはいいけどボタンがうるさくて遊ぶのに躊躇するので、 SANWA が開発してそのうち発売されるとされる静音ボタンが発売されたら買ってみようと思う。

ergodox ez の保守パーツを買って修理した (6月)

ergodox ez というキーボードを3台持っている。とても便利。
で、3台のうち 1台はキーボードを傾かせる部分のネジが壊れていて不便していた。
どうにかして修理したいと思い、公式のメールアドレスに問い合わせてっみたら、公式のページから買えないような細かいパーツでも、個別に売ってもらえた。
ほんとにいい製品だ。

メカニカルキーボードのキースイッチを交換した (10月)

aliexpress で outemu silent peach v3 というキースイッチが安く売っていた。
試しに ergodox ez 1台分を買ってみたら、すごく良かったので、更に買い足した。

ergodox ez を使い始めてかれこれ 8年くらい経つけど、キースイッチ変えるだけでこんなにも変わるものなのかと驚いた。
あんまりこだわりすぎるときりがないので程々にしたい気持ちはある。

京都に行った (7月)

splatoon 3 を一緒に遊んでる人と、リュウグウターミナルの聖地巡礼しよう!ということで京都へ行った。
6人部屋のホテルとって switch 6 台並べて遊んだ。nintendo switch の持ち出すこともできるということがこんなにありがたかったこともなかったように思う。

いい大人になっても集まってゲーム遊んだりするし、令和になってもオフ会みたいなものをやったりする。

あと、このときに a-cho というゲーセンに行った。学生の頃にはたまに行っていた場所で、そこそこ思い入れもある。その後年末に閉店となることがアナウンスされた。閉まる前に行けてよかった。のだろうか。

パピヨンの跡地にも行った。泣きそうになった。

クラウドちょっと破産した (8月)

色々勉強してたら設定間違って、普段 100円もないクラウドの利用料が 7000円位になってびっくりした。
再発防止策を考え、実施した。

Minecraft(bedrock)のサーバー立てた (8月~11月)

これについては、すでに blog に書いた。詳細はこちら。

アケコンのボタンを変えた (11月)

主にスト6で使っている自作のレバーレスコントローラーのボタンを、 punk workshop v1から、 punk workshop の pws blaze に変えた。
pws blaze のほうが好みでこっちを使い続けている。
高さ 2cm 程度の薄型のボタンの選択肢が増えてきているなぁと思う。
もっとたくさんコントローラーを作りたいと思うけど、アクリル板に穴を開けるのもそこそこの重労働なのでなかなかできない。

娘9歳が DTM を始めた (12月)

生まれたときからyoutubeに初音ミクの曲がたくさんある世代、DTMに興味を持ちがち ということか。

子どもに与えるPCをどうするか、これまで以上に考えないといけないなぁと思っている。

マインクラフト(統合版)のサーバーを立ててしばらく経った

きっかけ

マインクラフト(統合版)のサーバーを立てて3ヶ月半くらい経った。

もともと Splatoon 3 を一緒に遊んでいる人達が集まっている discord サーバーがあった。そろそろ Splatoon 3 の発売から 2 年が経とうかという 2024 年の夏、そこに集まっている人たちもなんとなく Splatoon 3 以外のこともしたいなぁという気持ちになってきていた。
もともと Splatoon 3 を遊ぶことを目的として集っている人たちではあったけど、 Splatoon 3 以外のゲームでもそこにいる人達と一緒に遊べるといいよね、という感じで、そこにいる面々で遊べるいい感じのゲームを模索するというのが続いていた。

そんなある日、ふとメンバーの1人がマインクラフトが遊びたいと言った。んだったと思う。
もともと Splatoon 3 を遊んでいる人たちが集まっている discord サーバーなので、Switch のマインクラフトを使って遊ぶ人もいると考えられるので統合版を一緒に遊ぶのが良いだろうということになった。
その際に問題になるのはみんなが一緒に遊ぶためのサーバーの用意である。

マインクラフト統合版のサーバーでメジャーどころというと、Minecraft Realms という公式のサーバがあるし、これを使うのが一般的なように思う。
これは 3人以上が一緒に遊ぶとなると、月額 7.99 ドルかかるし、10人以上は同時に接続できない。
Discord のサーバーの参加人数から言って、ピークで10人以上接続する可能性はあるし、接続できない人が出てくるとさみしいので上限人数に制限があるのはなんだか嫌だなぁと思った。
あと、大人にとって 7.99 ドルって大した額じゃないけど、毎月誰かにそれを負担してもらうのもなぁと思うし、みんなが遊ばなくなったときに、いつまで課金して維持し続けるかなど、ちょっと悩んでしまう所も多い。

なので、家の録画サーバーの性能が割と余裕があるので、そこでサーバーをホストすればいいのではないか、という気持ちになったのでやってみることにした。もともと、自分の子どもとその友達たちが一緒に遊ぶマインクラフトのサーバーがほしいと言っていたりとかして、やりたいなぁと思っていたいので。
その過程で、自前でマインクラフト統合版のサーバーを立てても、子どもやらが触ることが想定されている Switch 版では、自前で立てたものにつなぐことができないという制約があることを知っていた。
でも、色々調べてたら、この制約を回避する方法がある事がわかった。

というわけで、やってみることにした。

やったこと

大きく分けて以下のことをやった。

  1. マインクラフト統合版のサーバーを立てる
  2. Switch からの接続を可能にするための制約回避方法を用意する
  3. ログイン・ログアウト時に discord に書き込む bot を作る
  4. 自動バックアップの仕組みを作る
  5. マインクラフトにアップデートがあったら discord に書き込む機能を bot に追加する

以上の仕組みが、ここに書いてある録画サーバで動いている。

マインクラフト統合版のサーバーを立てる

この docker image が定期的にメンテナンスされているように見えたので、使うことにした。
https://hub.docker.com/r/itzg/minecraft-bedrock-server

docker image を動かすにあたっては、この docker image の元になっている github のレポジトリに、docker-compose.yml があるので、これをほぼそのまま使うことにした。

ただし、外向けのポート番号は変更してある。これは、後述の制約回避方法を使う仕組みを動かす際にポート番号が重複してしまい、重複回避方法側はポート番号を変更することが多分できないためである。

Switch からの接続を可能にするための制約回避方法を用意する

Switch 版等の家庭用 CS 機のマインクラフトでは、自前で立てた統合版サーバーにつなぐことができないという制約が一般にある。
この制約は、 BedrockConnect というサーバーに一旦接続することで回避する事ができる。
https://github.com/Pugmatt/BedrockConnect

BedrockConnect に接続するためには、Switch が参照する DNS サーバーを設定したり、通常のサーバーの接続方法とは異なる方法を使う必要がある。
これは若干面倒だし、公式のドキュメントは英語だしでハードルが高そうなので、接続するのに最低限必要な設定項目や手順をまとめた google document を作って共有した。

ここまではやろうと思い立ったその日のうちにできた。

ログイン・ログアウト時に discord に書き込む bot を作る

誰かがログインしてたら自分もログインして一緒に遊ぼう、みたいなことを思えるかなと思ったので、マインクラフトを起動しなくても、誰かがログインしているかを簡単に確認できるようにするため、ログイン・ログアウト時に discord に書き込む bot を作った。

マインクラフトのサーバーに対して、ログイン・ログアウトが行われると、サーバーの標準出力に、その旨が表示される。
その際に “list” というコマンドを標準入力から入力すると、ログインしているユーザーの一覧が表示される。
標準出力を監視しつつ、必要に応じて “list” コマンドを実行し、結果を整形して discord に書き込むことで簡単に作れた。
ちなみに、マインクラフトのサーバーは、 docker コンテナとして動いているため、このコンテナに attach することで、標準入力と標準出力は取得できる。
実装は、golang で書いた。docker に attach をするなら、docker 自体も golang で書かれているし、まぁ golang が楽だろうと思ったので。

自動バックアップの仕組みを作る

ログイン・ログアウト時に discord に書き込む bot を作る過程でユーザのログイン状況を把握できるようになった。
なので、全員がログアウトしたときに、一旦 docker container を停止して、バックアップを取る仕組みを作った。

バックアップの取得には、以前から docker container の volume のバックアップに使っている、下記 docker image を使った。
https://hub.docker.com/r/jareware/docker-volume-backup/tags

最初は、とりあえず全員がログアウトしたらすぐにバックアップを取ってたんだけど、マインクラフトのクライアントの調子が悪そう等の理由で、接続を切ってすぐにログインする場合がぼちぼちあって、そのたびにバックアップを取るのは無駄だなぁと思ったので、誰も接続していない状況が 10 分間続いたらバックアップを取るように変更した。

マインクラフトにアップデートがあったら discord に書き込む機能を bot に追加する

マインクラフトは定期的にアップデートされる。
運用していると、クライアントのアップデートにサーバーが追いつけなかったりとかして、接続できなくなることがぼちぼち起きたので、アップデートがあったら、 discord に書き込む仕組みを作った。
これは、自分がさっさとアップデート作業を開始するためでもある、全員にアップデートがあったということを知らせることで、繋がらなかったときに色々確認してもらうことを促すためでもある。

まとめ

そんなこんなで色々動かして、3ヶ月半くらいええ感じに動いていて、ほぼ毎日誰かがログインして遊んでいる。
ちなみに、自分はサーバーはホストしているものの、あまりマインクラフトという、こう、すごくコツコツとした作業が必要なゲーム自体には興味がイマイチ持てず、たまにログインしては友人たちが作った建物やら機械やらを眺めて、マインクラフトってすごいんだなぁと感心するばかりである。

かなりいろんなことが自動化できて、運用が楽な状態にはなったと思うので、みんなが飽きるまでのんびり運用していこうと思う。

2024年になってしまった

この blog もろくに更新しないまま気がついたら2024年になってしまった。
なんか年末に、プリンターやら、こどものおもちゃやら、色々壊れて何なんだって思ってたんだけど、年始もやたら世間的にも色々起きてなんかすごいなぁと思っている。

なんも書かないのも良くない気がするので、2023年がどんな感じだったかってのと、今年2024年をどんな感じにしたいのかを書く。

2023年について

Raspberry PI Pico 上でのプログラミングと、ゲームを主にしていた。
5がつ頃から、世間的にはコロナもそろそろ落ち着いてきたし、お出かけしてもいいんじゃないかという雰囲気になったけど、相変わらず家から離れることがあんまりできなかった。

Raspberry PI Pico 上でのプログラミング

具体的には、The NAYA での LED テープの点灯制御に使うことを主な目的としている宇宙12 Endurance のコードを書いた。
あと、Raspberry PI Picoをゲーム用のコントローラーにする GP2040-CE を使っていて気づいたバグの修正をしていた。
どちらも Raspberry PI Pico をベースにしているものなので、あっちの知識がこっちで使えたりしてよかった。

ゲーム

2022 年に発売された Splatoon 3 を引き続き遊ぶのに加え、2023年に発売された Street Fighter 6 を遊んでいた。

Splatoon 3

2022年に一緒に遊び始めた人が Discord サーバを立ててええ感じに運用してくれたので、そこにいる人と一緒に遊ぶことが多かった。
結構な頻度で一緒に遊んでいるので、人となりが少しずつ分かってくる感じで面白かった。
令和の時代ではこういったものをどう呼ぶのかがよくわからないが、いつも一緒に遊ぶ人とのオフ会もあった。
外出の機会が少ない一年だったけど、Discordで喋りながら一緒に遊んでいることが多く、寂しいと感じることが少なく、本当にsplatoonと、一緒に遊んでくれる友人に支えられた一年であったように思う。

Street Fighter 6

Street Fighter の新作が発売された。
それに合わせて、自作のレバーレスコントローラーを2台作った。
近所というほど近所ではないけど、電車一本で行ける場所でオフライン対戦会をやっていたのでそこにも何度か行ってみた。
ランクもとりあえずmasterまで上がって、それなりにいろんなことを考えて工夫したり、色々考えることができるようになった。
そんな感じで、まだ、面白い感じになってきたところ、という感じがする。

2024年について

目標

2024年は、外出をするようにしたいと思う。
具体的には月に1回、自宅から半径15km以上離れた、自分が納得できる場所に行くことを目標にしたい。

具体的な行き先として、クラブ、Street Fighter 6 のオフライン対戦会を考えている。
なんかおすすめの行き先とかあれば教えてもらえたり誘ってもらえたりするとすごく助かるし、2023年であれば躊躇していたところも、積極的に動いていきたい。