スティーブ・ジョブズが「Who wants a stylus?」と言っています。
2007年にプレゼンテーションで「Who wants a stylus?」と言ったスティーブ・ジョブズは2011年に亡くなり、そして 2015 年には Apple製スタイラスである Apple Pencil が発売されました。
2007年の時点で、「Who wants a stylus?」とスティーブ・ジョブズが言ったにも関わらず、なぜ Apple Pencil が発売されるに至ったのだろうか、という疑問には当然行き当たります。
Apple Pencil をつかって scribble をまどろっこしいと思いながらも使い続けていたら、Apple は誰がスタイラスを必要としているのかの答えを見つけたのではないかという気がしてきました。
2007 年の Apple と 2021 年の Apple
上記のiPhone のプレゼンテーションが行われた 2007 年当時は、スマートフォンはまだまだ新しいものでした。
日本では多くの人がガラケーを使っていたように思いますし、日本の中で比較的流行ったような気がする W-ZERO3 シリーズの発売は2005年末です。
スマートフォンという概念自体が新しい時代でした。
初代 Macbook Air の発表は翌年の 2006 年であり、いわゆるノートPCのセグメントで Apple が存在感を示すのはもう少し先の話です。
Apple 製品は、2007 年時点では、イノベーター理論における、イノベーターかアーリーアダプターを対象としたものだったと思います。
スマートフォンや Apple 製品はこのあと見事にキャズムを超え、一気に普及しました。
2014年頃のmacbook air 11inch から、色々悩んで2019年のmacbook pro 13inchのusb c端子が4つついてる方に乗り換えた。VMなどをそれなりに動かすことになるだろうと考え、メモリは16GB、SSDは512GBにした。
新調の一番の理由は、コタツを導入したのでコタツで色々できるようにしたかったけど、それには5年前のmacbook airでは主にメモリの量を中心に辛いと感じることが増えてきたこと。
新調にあたっては、現行の各種macbookはusb cしかついていないことが気に食わず、windows のノートPCにしようかなとも思ったのだけど、そうすると、ctrl + p,n,f,b あたりでのカーソルの移動ができない場面が増えてストレスを溜めるのだろうなぁと思ってしまったので、結局macにしてしまった。
usb cについては、実はあんまり外に何かを付けて使うということ自体がないけれど、もしもつけたとしても、電源やら画面やらを1本のケーブルにまとめられて、今はもう便利だとしか思わない。
昔は、usb cからいろんな端子に変換するための変換器みたいなのの種類が少なかったり値段が高かったりで大変だったみたいだけど、2019年だともうそんなでもないのかなと思った。
あと、結構前だけどテレビにkindle fire tv stickを刺した。なので、家族と一緒にスマホで撮った写真をみたり、webページを一緒に眺めたりといったときも、kindle fire tv stick に Air Playで接続してさっさとテレビに画面を表示できるようになった。これが想像以上に便利で、テレビは見るだけのものから、家族の間で情報を共有するための道具に変わってきたな、みたいな意識の変化があった。