タスク管理をtrelloからOpenProjectに変えようかなと思ったけど結局redmineにした話

今回の移行に当たって考えたことのまとめから書いておく

Wrikeは最高だけど、高すぎて厳しい。
OpenProjectは貧乏VPSには性能面で辛かった。
結局Redmineしか選択肢がなかった。
RedmineをDockerでインストールするとプラグインのインストールが辛かった。

ことの経緯

自分は生きるのが下手で、タスク管理やスケジュール管理がうまくできず、どうやってこれらをやっていくのかということについて色々試行錯誤していたりします。

昔はredmineで何でもかんでも管理することで落ち着いていたのですが、

  1. タスクの数が増えてきた時にごちゃごちゃしてくる
  2. 自力でホスティングするのめんどくさい
  3. UIが前時代的で辛い

あたりが理由で、trelloに移行していました。
子供が生まれてあんまり難しいことを家でやらなくなっていたので、シンプルな使い勝手のtrelloがとてもいい感じでした。
ただ、このところ子供がある程度大きくなってきて、自分が色々する時間も取れるようになってきたので、何か新しいことをしようと思った時に、タスクの入れ子が1段階しかできないtrelloだと複雑なことをしようとしたきのタスクのドリルダウンがしづらくて窮屈に感じられるようになってきました。

なので、タスクの入れ子現実的な範囲でいいので入れ子にできることを条件に色々探して見ました。

Wrike試してみた

2017年っぽいUIでスッゲー使いやすくて、これにしようって思ったのですが、試用期間が終わると、Freeではタスクの入れ子ができないので今回の要件に合わない。
けど課金額はどうだ?と思って調べて見たところ、課金は1人あたり月 $5と書いてあったので、$5ならVPS1つ借りるのと同じだしいけるんじゃないかと思ったんですが、5人ぶんまとめて契約しなきゃいけないらしく、1人で使うとしても月$25になってしまって辛いということが判明し断念。

すごくつかいやすいのに。もうちょっとカジュアルに使える価格設定だったらよかったのになぁと後ろ髪を引かれつつ使うのをやめました。

OpenProjectを試してみた

自力でホストしてもいいので何かいいものないかなぁと思って探して見たところ、最近はOpenProjectというOSSのプロジェクト管理ツールがあるという情報に当たったので、試してみようと一念発起。
公式でdocker imageが用意されていたので、これを利用しようとGoogle Compute Engineに1番安いインスタンスを立てて、dockerホスティング用のイメージを起動。その上にインストールすることを試みました。
が、なんかインストールがコケる。

インストールの感じを見ていると、どうも、dockerのイメージがでかいらしく、ディスクを使い切ってしまっていた模様。
なるほどね、と思って手元のPCのLinuxのVM上にdocker環境を整備してそこに入れてみたらいい感じで動いた。

Wrikeほどの使い勝手はないものの、RedmineよりはちょっぴりモダンなUIで、これでいいんじゃないかと思ってメモリの使用量を軽くチェックして見た所、起動するだけで1.2GBほど使う模様。
なんか、dockerのイメージ内に、サービスの本体であるRubyだけでなく、postgresやmemcacheも含んでいた。なるほど、イメージがでかいわけだ、とある程度納得。
しかし、メモリ使用量がこれでは、やすいVPSやクラウドインスタンス上に立てっぱなしに使うってのは若干厳しい。

とはいえ、ものは試しだと思って、昔契約した2GBのメモリが使える海外の安いVPSにインストールしてみた。
そしたら、起動はちゃんとしたものの、めちゃめちゃ重たい。
多分、ブラウザとサーバ間のレイテンシが何倍にも重なってUIの表示に効いてくるような作りになっているんだと思う。(未検証)

となると、手元のVMや家の中に置いたサーバーで動かすにはいいけど、外に置こうとするとレイテンシが辛くなってしまうな、ということで、これも不採用。

Redmineに戻ってきてしまった

色々不自由な点もあるけど、軽いし、もうredmineでいいや ということで、Redmineを改めて使い始めることにしました。
インストールはdockerで気軽に。アップデートもきっと手軽にできるでしょう。
いい時代だ。

Dockerでインストールした時にプラグインどうするんだ問題

Redmineには、プラグインが存在しています。いくつかのプラグインをDockerでインストールした手前、コンテナの中に踏み込んでプラグインをインストールするのはなんだかダサい気がしました。なので、自分でプラグイン用のDockerfileを書いてプラグイン類をインストールしました。
複数のプラグインを入れるのでそれぞれのDockerfileは分割して作成しました。
Dockerfileは、ベースとなるイメージの名前とバージョンを指定して、このイメージにどういうファイルを追加するのか、どういう風に起動するのかといった情報を追加して行くという書き方をするようになっています。

例えば、2つのプラグイン(それぞれプラグインAとプラグインBとする)をインストールするために
公式Redmineイメージ -> プラグインA追加イメージ → プラグインB追加イメージ
という順番でイメージを拡張するとします。
この時、プラグインA追加イメージを作るためのDockerfileには、ベースとなるのは公式Redmineイメージですよと書いてありますし、ブラグインB追加イメージを作るためのDockerfileにはベースはプラグインA追加イメージですよと書かれています。
なので、例えば、上記の状態から、やっぱりプラグインAが不要だから、プラグインAを取り除こうと思っても、単純にプラグインA追加イメージを作成しないだけではダメうまくいきません。プラグインB追加イメージ作成用DockerfileにあるベースとなるイメージをブラグインB追加イメージから公式Redmineイメージに書き換えないといけないという手間があります。

そんな感じで、若干、長く管理できるんだろうか、大丈夫なんだろうかという疑問は持ちつつも、とりあえずDockerでやっていこうということに決めました。

ちなみに、プラグインは、easy gantt plugin(free)Time Loggerだけ使ってます。シンプルに。

プラグイン追加後のDockerイメージをdockerhubにアップしておこうかなとも思ったのですが、easy gantt plugin が GPL v2にも関わらず、ソースコードは配布して欲しくなさそうなので自重。プラグインダウンロード用のワンタイムのURLを生成したり、そもそもgithubあたりにも置いてなかったりして、長く使い続けられるのか若干不安。ただ、そういった不安に目をつぶれるくらいeasy ganttでredmineは使いやすくなるので使っていこうと思います。
easy gantt freeは、ソースコード開示をしぶったりせず、最初からインストール済みのDockerイメージを配布しちゃえば、試してくれる人、買ってくれる人増えるんじゃないかなって思ったりするんですが、そうでもないんですかねぇ。

それよりも、easy redmineのホスティングサービス売りたい感じなのかなぁ。

nextream extend vol.5 でのちゃーりーのプレイリスト

なんか、久しぶりにDJしましたし、録画データもあるので、プレイリストを書き出してみるました。いつものことなのですが、当日何を流すのかなんて全く決めていない感じです。

nextream extendでは、初回から、自分のDJは頭の30分と終わりの30分に分けて行っていたのですが、ほかのDJから「主催のDJをまとまった時間聞きたい」との声が上がったため、今回は、終わりにまとめて1時間DJしました。
(ちなみに、オープニングはtnjに任せたのですが、tnjに頼んで本当に良かったなぁと思っています。)

あと、周辺情報としてですが、直前のDJは、Swingrooves の agさんで、ARE YOU READY / RASMUS FABER feat EMILY McEWAN から受け取りました。機材は、PCDJとレコードです。PCDJは、Traktor を launchpadで操作してました。control vinylは使っていなかったのですが、結果的にはレコードを行ったり来たりすることになったので、使っておけばもうちょっといろいろ楽だったはず。

1曲目: こっちを向いてよ(Midnight Jazzin’ Mix) / vivi (Remixed by tomosuke)

nextream extendのスタッフに音ゲー遊んでいる(いた)人が多いのでここから。
beatmania 2dx 6th styleのこっちを向いてよのremixです。素敵。

PCDJから再生

2曲目: Five Fathoms (The Unreleased Masters At Work Mixes) / Everything But The Girl

音ゲーつながりで beatmania 2dx 3rd styleに収録されてた five fathomsのremix。
リズムの類似性も調性も近くて繋ぎやすかった。

レコードから再生

3曲目: Reach Inside (restless soul peak time) / bah samba

リズムの類似性から引っ張ってきました。
なんか、とりあえずこの時、これ流したかった。というやつ。

なぜか、VJには超A & G の悠木碧出演回が流れてました。なぜ。

レコードから再生

4曲目: ビードロ模様 (motioncraft remix) / やなぎなぎ

リズムの類似性と仕様楽器の類似性から引っ張ってきたはずです。
ビードロ模様、好きだなぁ。

PCDJから再生

5曲目: ほほ笑みモード (C’s House Remix) / 花澤 香菜

拙作remix。
この日、すでに原曲が2回流れていたので、あえて3回目を流しました。
花澤香菜さんがハウサーの姫になってくれるとあのころ僕たちは本気で信じていたんだ。
ちなみに、原曲の作編曲はStudio Apartmentです。

PCDJから再生

6曲目: One True Love / Studio Apartment

花澤香菜さんに楽曲を提供し続けてくれなかったことについての当てつけです。

レコードから再生

7曲目: Staple Stable (C’s House Remix) / 戦場ヶ原ひたぎ

調性から引っ張ってきました。
あと、作るにあたってOne True Loveの頃のStudio Apartment等を参照していたので。

PCDJから再生

8曲目: ノーポイッ!(C’s House Remix) / Petit Rabbit’s

調性から引っ張ってきました。ここで後の選曲のリズムの感じに合わせて、意図的に強引に音の雰囲気をいじって居ます。

唯一神ごちうさは我々を導いてくれます。今でもやっぱりごちうさはすごかったなって思うもんなぁ。

PCDJから再生

9曲目: KIRA☆Power (C’s House Remix) / わか・ふうり・すなお from STAR☆ANIS

娘が生まれるにあたって女児アニメを見ようと考えてアイカツを見た結果、何曲もremixを書く結果となりました。そのうちの1曲。

この曲のアウトロをループさせて、スタッフのみんなに一言ずつ喋ってもらってます。

PCDJから再生

10曲目: SHINING LINE* (C’s House Remix) / わか・ふうり・ゆな from STAR☆ANIS

アイカツ、かけたかったんや。SHINING LINE*は特別な曲だな。って思います。

PCDJから再生

おわり

60分の持ち時間のうち12~13分くらいはスタッフのトークでしたが、それでも50分弱で10曲しかかけてなくて、
割とゆったりかけたなーという感じです。

また、DJしたいですね。
そろそろ次回nextream extendに向けて動き出しますので、よろしくお願いします。

最近なんもblog書いてなかったから最近のことでも書くか

最後に書いたエントリからかれこれ2か月くらい経ちつつあるので、最近のことを書こうと思います。

なんか他にも色々あった気がするけど思い出せないや。もう少し細かく記録つけて行きたいですね。。

nextream extend vol.5をやった

nextream extendのtumblrのほうにも書いたのですが、4月16日におよそ2年ぶりにnextream extendを開催しました。

2年ぶりでしたが、2年前とあんまり変わらない感じで、とても安心しました。
娘も連れてきて、少しだけ箱の中に入れてみたのですが、暗いのと大きい音がなってるのとで若干怖かった様子。
まぁ、無理もないかという感じで。

娘、2歳になった

nextream extendの前日ですが、2歳になりました。

ESP-WROOM-32を買った

買ったはいいんですが、ピン(?)が細かすぎてなかなかはんだ付けできず、秋葉原まで行って半田ごてやはんだ付け関連グッズを買ったりしました。
とりあえずはんだ付けじたいは出来たものの、ソフト作りは全然できてない。

というか、まだarduinoスケッチの書き込みすらできてない。。

PCを新調したし開発環境作りからだなぁ。連休中にちゃんと形にしていきたいところ。

Nintendo Switch買った

発売後にどうにか予約を取って買いました。

コンソール機のゲームと操作性をそのまま持ち歩けるというのは面白いですね。
自分はなかなか外出する機会はないのですが、出かけた時には持ち歩いて、外でゲームを遊べるという幸せをかみしめるようにしています。
3DSやVita等の携帯ゲーム機を持ち歩くというのとは少し気持ち的に違っていて、普段テレビで遊んでるゲームそのものであるというのがとてもいい感じがします。

自分のものと嫁さんのものの2台。一緒にスプラトゥーン2を遊ぶのが楽しみです。
一緒に遊んでくれる人を募りたいところ。フレンドコード、twitterなどで交換しましょう!よ!

みんなでチョキッとスニッパーズを買った

いずれはsplatoon2を買うんだというつもりではいたのですが、まず、最初は宣伝の動画が面白そうだったみんなでチョキッとスニッパーズを買ってみました。

嫁さんと一緒に遊びました。この時ばかりは結婚していてよかったなぁと思いました。

ゼルダの伝説 BoWを買った

なんか、物理的なソフトウェアを入れるスロット部分もちゃんと使えるか試したいなと思ったので、これは物理媒体で買いました。

嫁さん1つのセーブデータを一緒に進めてます。
嫁さんは資源集めを中心に、自分はメインシナリオを進めるのを中心にやってます。
1人の時間で遊びきるには、ちょっとボリュームが多すぎて自分には辛い感じ。
でも、面白いゲームだなぁと進めるたびに思います。

マリオカート Deluxeも買った

バトルモードがかなり充実したとのことで買ってみました。
Wii Uの前作も買ったものの、あんまりちゃんと遊べていなくて、最後にまともに遊んだマリオカートはダブルダッシュとドリフト時の操作が違うので割と戸惑いはありますが、面白いです。
ネット対戦はほどほどにしてタイムアタックでのんびり遊んで行きたいなぁ。

一緒に遊んでくれる人、募集してます。

HDMIキャプチャーボードを買った

お父さん、ゲーム実況で食っていこうと思うんだ。

Veags Pro Edit 14を買った

お父さん、ゲーム実況で食って(略

とーくばっく ~デジタル・スタジオの話~ を読んだ

このblogエントリで扱っているとーくばっくという本ですが、ほとんど全部分がpdfで無料で公開されました。とりあえず、読んでみるのがいいですよ。

とーくばっく ~デジタル・スタジオの話~ という本(同人誌?)を読みました。

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これまで、おそらく「何かの本を読んだ」、という内容のエントリを書いたことはなかったと思います。なのですが、著者であるDavid Shimamotoさんとtwitterで仲良くさせてもらっていることと、あと、それを差し引いても内容が非常にためになり、かつ、衝撃的な部分もあったので、その感想とか、自分が思うことなんかを、つらつらと書いてみようと思います。

そもそもこれは何の本なのか

世の中には、DTM関連書籍がたくさんあります。自分もそういったものをいくつか読んできました。そういう本には、「これを知っているとすぐに役に立つTIPS集」みたいなものが多く、確かに書いてあることがそのまま役に立ったりします。(役に立たないこともあります。)そういう本は、TIPSがすぐに役に立つ一方で、「なぜそのTIPSが役に立つのか」、あるいは「そのTIPSは本当に正しいのか」という、TIPそのものからもう一歩踏み込んだ理由付けに乏しいことが多いように思います。
このような本を読んでいると、理由付けまで踏み込めていないため、何かのTIPSから派生させて別のことをする、というのが難しいように思います。

今回、このエントリで紹介するとーくばっく ~デジタル・スタジオの話~に書かれているのは、そのようなTIPSに自らたどり着くための、「音とは何であるのか」という知識のうち、特にミキシングやマスタリングに役立つでろう部分です。2017年時点で、DTMにおいて、何らかの問題に遭遇し、その解決に対して有効なTIPSを知らない際に、どうすれば問題を解決できそうなのか、ということを自分で考えていくための、基本的な知識が書かれています。

100ページの本なので何から何まで網羅することはできていませんが、それでも、読むことによって得られる知識は多いと、僕はそう思いました。

また、「音とは何であるのか」ということを中心に書かれているため、製作はしていなくて、ただ音楽が好きだ、という人が読んでも面白いものだと思います。たとえば「ハイレゾって本当に意味あるのか?」って思ってる人とか、読んでみるといいと思います。

製作におけるDAWのビットレートってどうすべきなんだろうか?

この本は、先に述べたようにTIPS集ではないので、どうすべきか、という明確な答えは書いてありません。ただ、それを考える足がかりとなる情報が、実験結果とともに載っています。また、読者が再検証したり、追加の調査を行えるようにするために、実験手順まで書いてあります。

楽曲の音量(音圧)ってどうすべきなんだろうか?

もちろんTIPS集ではないので、こうすべきだ!という明確な答えは書いていないものの、この点については著者からの提案が載っています。
もちろん、こういったことを考えるための、2017年時点における音楽を取り巻く状況がまとめられています。

で、どこで買えるの?

同人誌(?)なので、書店では買えません。

東京ではディスクユニオン JazzTOKYOで、大阪では絵本カフェ holo holoにて購入可能だそうです。
東京にも大阪にも行けないよ!という方は、通販にて購入も可能です。(私も通販で買いました。)
詳細は、こちらのページのご購入方法からどうぞ!

童話 IoT

2016年、あるところに1歳半の娘とその両親が暮らしておったそうな。

それは、大晦日を間近にした、ある日の夜のことじゃった。
娘が寝ているはずの寝室から咳き込む音がした。
両親は慌てて寝室へ向かい、娘の様子を確認した。
娘は痰が喉に絡んでいるらしく、何度も咳き込んでいた。
咳を何度も続けるうち、咳き込む際に生じる胃への衝撃が強かったためか、夕食で食べたものを吐いてしまった。

両親は、吐瀉物をを片づけた後、両親は再び娘を寝かしつけた。
その後、なぜこのようなことになってしまったのか相談した。
吐いた原因は咳であるが、なぜ咳き込むのかはわからなかった。
こんなことは何日も続きはしないだろうと考え、両親も眠りへついた。

しかし、その後、娘の咳と嘔吐は何日か続いた。
娘自身、吐くほど咳き込むのは辛かった。
両親は、また咳き込んで吐いてしまうかもしれないと、常に気を張リ続けていた。
何よりも、寝ぼけたまま吐いたものが喉に詰まって娘が窒息する可能性があるということを恐れた。

幸い家は広くなく、両親は娘が咳き込むと、すぐに気づくことができた。
しかし、両親が咳に気づいて駆けつけても娘の嘔吐を止めることはできなかった。
嘔吐の後、吐瀉物の片付けと再度の寝かしつけを行う日々が続いた。
両親は、疲れ切ってしまっていた。

娘と両親の住む家には、ささやかながらも、父親が手作りしたIoTシステムがあった。
このシステムは5分に1度、家の中の各部屋の温度と湿度を自動的に取得し、ダッシュボードに可視化するものであった。

温度と湿度を自動的に取得するセンサは、ESP8266を用いた簡易なもので、1つ1000円ほどで作ることができた。

iot_sensor

ダッシュボードはこのようなものであった。

iot_dashboard

ある日の昼のこと。母親は娘は、夜に咳き込むが日中は全く咳き込まないことに気づき、不思議に思った。
母親はふと、IoTシステムのダッシュボードに目をやった。
寝室の湿度は、居間の湿度に比べて極端に低かった。
これだ!と気づいた母親は父親と相談し、娘が寝る前から寝室で加湿器を動かし、事前に湿度を高めることにした。

その日の晩のこと、予定通り、両親は娘を寝かしつける前に寝室で加湿器を動かした。
そして、娘を寝かしつけた。
その夜、娘は咳き込むことなくぐっすりと眠り続けた。
その次の夜も、またその次の夜も、娘はぐっすりと眠った。
両親も、咳に気づくために張り詰めていた緊張が溶け、娘と一緒にぐっすり眠れるようになったそうな。

めでたしめでたし。