Remixの作り方

もう、ずいぶん前になりますが、ARIAというアニメのOP曲、ユーフォリアのREMIXを作りました。
その際に、作っている風景をUSTで流しながら録画したデータが残っていたので、soundcloudにおいてある曲の説明のところに追記しました。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/52920030″ params=”” width=” 100%” height=”80″ iframe=”true” /]

サウンドクラウドへのリンク

1日目

 

2日目

 

3日目

 

合計するとメインのループはおよそ3時間半で作ったようです。自分が思っていたより相当早い。。

これから、REMIXを作ってみたいという人の参考になればと思って、エントリを書き起こしました。
技術的な質問などがあれば、答えられる範囲でですがコメント欄にてお受けします。

ねんがんの最新ゲーム機をてにいれたぞ!

あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!

「ともだちの結婚式二次会にいったと思ったら
いつの間にかNeoGeo Xを貰っていた」

な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった・・・

頭がどうにかなりそうだった

WiiUとか新型PS3とか
そんなメジャーな景品じゃ 断じてねぇ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・

(AAはめんどいので各自脳内補完をお願いします)

というわけで、
友だちの結婚式二次会のくじ引きで「最新ゲーム機」が当たりました。
「最新ゲーム機」なのにWiiUじゃなくてあえてNeoGeo Xってあたりがお茶目でヤバいです。
(というか、披露宴に呼ばれた面子が面子なので、WiiUは既に持っている可能性が高いし、ナイスな選択と言えます。)

せっかくなので開封の儀を執り行い、USTに録画をのこしました。


これ、画面にHDMIで表示する機能もあったりするので、
それはまた今度録画してのこしておこうとおもいます。

それにしても日本国内に1000台しかなく、しかも1月22日をもって生産が完了してしまったため流通在庫しか存在しない激レアアイテムです。
殺してでも奪い取られる可能性があるので気をつけて暮らそうと思います。

あと、結婚されたお二人へ。呼んでくれてほんとうにありがとうございました。楽しかったです。
僕も近々結婚するので参考にできるところはないかなーと思いながら参加していたのですが、このパーティーは全く参考にならないと思いました!(参加者のキャラが濃すぎて。。)

お幸せにね。

趣味でDJしてる人が感じた PCDJ のいいところと悪いところ

先日のエントリでも書いたとおり、
DENON DN-MC6000 というPCDJコントローラ(兼 AUDIO IF)を買いました。

で、これを使って変名義で箱でDJをさせていただきました。
その際に感じたPCDJの良いところ、悪いところについて、一個人の感想を書き残して置こうと思います。
PCDJの方が初期投資が安いとか敷居が低いとかいう話はこれまでに散々されてきたとおもうので、そういうのとはちょっと違ったところにフォーカスしていきたいと思います。

ちなみに、私自身のDJとしての経験についてですが、DJ経験は7年程度です。

使用機材変遷

  • 最初の1年は Ableton Live (2005〜6年くらい。バージョン4から5へ変わるくらいのタイミング。)
  • 次の1年は Analog + Traktor Scratch + DJ Mixer (Traktor の内部ミキサーやエフェクタは使わない)
  • その後6年間は Analog + CDJ + DJ Mixer (個人で DJM-800 を所有。 DJM-900発売後は買い換える。)
  • ここ1ヶ月は DN-MC6000 + Traktor Pro 2

なので、TraktorのInternal MixerやEffectorを使うのは今回が初めてです。

出演頻度
最も多いときで週4。
7年間で平均すると月1くらい。
マンスリーの箱イベのレジデント経験有。
出演した一番大きいイベントは1000人くらいの規模。

という、DJとしてはけっこう頑張ったんじゃないかな?という経験をもつ一個人の意見です。

それでは本文に行きましょう。

PCDJ の悪いところ

1. ブースの環境の影響をすごく受けやすい

PCDJではコントローラーを持ち込むことが多く、このため、どこに行っても同じ機材が使える=環境に左右されずにプレイ可能 と捉えられがちですが、一度現場に出て、これは実は間違っているのではないかと思うようになりました。

箱に置かれているCDJやMIXERはプレイしやすいベストポジションにおかれています。したがって、PCDJのコントローラやノートPCは、すでにベストポジションに置かれているMIXERやCDJを避けて配置せざるをえません。したがって、必ず、ベストではないポジションに置くことになります。

また、プレイの度にコントローラとノートPCを置く場所が変わります。
箱によってブースの中の配置は違いますし、箱によっては最近はPC用のスタンドがあらかじめあったりします。しかし、それは裏返せば、思い通りにコントローラやスタンドを配置することはできないということを表しています。

アナログ+CDJ+MIXERによるプレイでも、アナログとCDJの位置は場合によって変化します。
しかし、HIP-HOPなどのスクラッチを主眼としたDJでない限り、基本的に多く操作を行うのはMIXERです。
MIXERだけをみれば、MIXERは必ず正しい、最も操作しやすい位置におかれています。また、現在、日本国内の多くの箱に置かれているPIONEERのミキサーで箱に常設されるような4chのモデルあれば、ユーザインタフェースは結構安定しています。(細かく見れば全然違うんですが。。)
たとえば、エフェクターを操作する時には、ミキサーの右端の方を見てセッティングします。セッティングした内容は、ミキサーに組み込まれ、いつも同じ場所にある画面で可能です。そして、右下にあるオレンジ色に光るボタンを押せば、エフェクトがかかります。

これが、PCDJとなるとこうも行かなくなってきます。
まず、コントローラでエフェクターを選びます。選ぶ際のコントローラの位置は、ブース上の環境に左右されています。
次に、どのエフェクターを選んだのかをPCの画面を見て確認します。このPCの位置もブース上の環境に左右されます。
そして、エフェクターをOnにするボタンを押せばエフェクターがかかります。

設定を確認するための画面の位置が固定されている場合と、変わる場合とでは大きな差があります。
視線の動きが固定されないので、なかなか操作が体に染み込みません。かならず、頭で考える必要があり、一歩操作が遅れます。これは想像以上にストレスでした。

例えて言うならば、PCDJというのは、遊ぶたびにキーボードの位置とディスプレイの位置が変化するタイピングゲームを遊んでいるかのようなものであると感じました。
仕事や学校で使っているキーボードとディスプレイの位置が毎日変わっていたりある日は横のほうにあったり妙に遠くにあったりしたらやっぱり混乱しますし使いづらいですよね。

プロの方で、PCDJはよいと言う人は結構います。いい面はもちろん沢山あります。
ただ、このようなインタビューを受ける人は、自分がメインのゲストなので、ブース上に既に配置されているDJブースの構成がその人に合わせて変わるくらいの力があるということを忘れてはならないです。
自分のような平凡な趣味でDJをしている人に、箱やオーガナイザーがそこまで計らってくれることを期待するのは、酷と言うものでしょう。

2. コントローラ上のの物理的なノブやフェーダーが示している数値とソフトウェア上のデータが一致していない場合がある

これも混乱の元になります。
TraktorでいえばSoftware Takeoverとよばれる機能です。この機能を使わないと、例えば自動でピッチを合わせてくれると言ったような恩恵を受けることができないので、
自動化機能を切ってコントローラとソフトウェアの数値の整合性を優先する のか
自動化をしてコントローラとソフトウェアの数値の不整合を受け入れる のか
PCDJをする人は選択しなければなりません。
これはとても難しい問題です。
私はせっかくのPCDJなのでいろいろ自動化してくれる方を選択しています。

PCDJ の良いところ

1. 自動でテンポが合ってくれる
なんていうか、俗っぽいですが、PCDJの最大の利点はここでしょう。
この利点のおかげで、テンポ合わせのために割いていた時間や集中力を別のことに回すことができるようになりました。
たとえば、曲同士の音量をこれまで以上にきちんと合わせるとか。EQを細かく調節して曲間の音質のバランスをとるとか。
あいた時間でお客さんを煽るのだって、DJのお仕事ですし。

2. (アナログに比べれば)荷物は減る
アナログはいつも70枚程度持ち歩いていましたし、場合によってはDJ Mixerも持ち歩いていました。
DJ Mixerだけで10kgありますし、アナログ70枚はもっと重いです。さらにCDもそこそこの枚数持ち歩いていたわけで。
一方、PCDJ用コントローラの中でも大きい部類に入るDN-MC6000の重量は6kgです。使っているノートPCは1.5kg程度です。(ノートPCはネットから切り離されると死んでしまうという宗教上の理由でいつも持ち歩いているので個人的には特に苦にならないです。)

3. エフェクターの種類、パラメータが多い
これは、PCDJのソフトに依存する要素だと思うのですが、Traktor Pro 2のエフェクターは、DJM-900よりは数も自由度も高いと感じています。
大体かけたいようにエフェクトをかけることができるので幸せです。

4. PioneerのCDJでいうところの MASTER TEMPO の音質がよい
比較対象が、自分の持っていたCDJ-1000mk3になってしまうのですが、MASTER TEMPO相当の機能の音質はよいとおもいました。MASTER TEMPOの処理は、結構負荷が大きいので、CDJのような組み込み機器用のCPUでの処理には限界があるのだろうという気がします。
最近のPCのCPUすごく早いですからね。
やっぱりこういうところはPCに分があります。

5. 自分でコントローラのマッピングをいじれる
必要な機能がコントローラにアサインされていなければ、自分でアサインすることができます。
たとえば、自分は押すだけで必ずエフェクターにディレイを選んでくれるボタンを作っています。自分は特にディレイはよく使うので。

6. 片付けられるし、片付けると本当に小さい
タンテ、CDJ、ミキサーは、サイズがそこそこあるので家に置くときに専用のブースを作って部屋に常時鎮座させざるをえません。
しかしコントローラとノートPCなら使わないときはさっとしまえます。物の数も少ないですしらくちんです。

 

そんなこんなでPCDJにはいいところも悪いところもあるなーってのが個人的な感想です。
でも、当分はPCDJで行くってことを決めたので仲良くしていきたいなって思ってます。

『本当にキックを足しただけです。』という日本語の裏にあるもの

というわけで、Persona 4の曲がかっこいいということで、Never Moreのeditもしてみました。

https://soundcloud.com/sirrow/never-more-cs-house-edit

で、ここに『本当にキックを足しただけです。』と書いてあるのですが、キックを足すためだけにやった作業がどういうものであるかということについてちょっと書いてみようと思います。

  • サンプラーのセッティング

Battery1. ディケイの調整

キックの胴鳴りの長さは、家で聞いているとよくわかりませんが、低音がちゃんとなる場所で大きい音で聞くと影響が大きいパラメータです。
短ければさっぱり目。長ければ沈むような感じになることが多いので、曲のイメージに合わせて調整します

2. 音程の調整

もともとなっているキックとの相性を考えておかしくない高さにします。

3. 音を汚す

大昔のサンプラーは、ビットレートが低かったり、ビット深度が低かったりします。そういう音をきいて育ってきているので、最近の高性能なサンプラーだと逆に音が綺麗過ぎて物足りないなーって思うことはやっぱりたまにあります。
昔であれば、サンプラーから音を出した後に、デシメータやビットクラッシャーで音を汚すのですが、最近のサンプラーには、昔のサンプラー風の汚れた音を出すというパラメータがあったりしてこれで事足りたりするからすごいです。いやー。すばらしい。

  • 元音源の音質調整

もとの音源は、もちろんハウスじゃありませんので、キックを足したらハウスになるように音質を調整していきます。
キックは自分で足すから控えめに。ベースとハットは目立つように。みたいな気分で。あと、全体的にちゃきっとするように高音少し強めかな。みたいな。

  • 元音源のベースと足したキックの関係の整理

一般的に、世の中に出回っている音源は、各帯域の音量が極端に大きくならないように、マスターにマルチバンドコンプを刺します。これで、キックとベースが同時になったときに、妙に低音が膨れたりしないように調整されています。
しかし、今回は後からキックを足しているので、キックがなったときに低音が大きくなりすぎないように調整する必要があります。
なので、サイドチェイン入力がマルチバンドコンプを元音源のチャンネルに入れ、低音にコンプレッションをかけます。もちろんサイドチェインには今回追加したキックを入れます。これによって、キックが鳴ったときに元音源の低音(=ベース)の音量が小さくなるため、キックを目立たせつつ、低音が大きくなりすぎることを防ぎます。

  • 元音源のキックと足したキックの関係の整理

元音源の低音は「元音源の音質調整」で削りましたが、それでもアタックの部分は低音だけではなく比較的高音(4000Hzくらい)まではあるので、やっぱりぶつかったりしますし、低音もEQでは削りきれず、元音源のキックと足したキックが同時に鳴った場合に、すごくキックが大きく聞こえてしまうという場合があります。
これを解決するため、元音源とキックを足した場所(たとえばmaster)にマルチバンドコンプを入れ、元音源のキックと足したキックが同時になって音量が増えた場所のみにリダクションがかかるように調整します。
これにより、キックが同時に鳴ることによる違和感を抑えることができます。

  • 最後に音質調整

で、最後にEQとかで音質を整えて、リミッターとかで適当に音量を稼ぎます。

 

『本当にキックを足しただけです。』の作業内容は以上となります。
キックを足すだけでも結構大変なんだからね!

創造空間ナノラボに行ってきました。

最近、arduinoを用いた電子工作にお熱で、この手の部品は通販で買うか、秋葉原で買うかくらいしか選択肢がないのですが、通販で買うと部品が足りなかったときに長い待ち時間が発生してしまって残念なので、出来れば秋葉原で部品を買い揃えながら作業できるスペースがあるといいのになぁと思っていました。

そういう電子工作向けのレンタルスペースとして

という2店舗があるようなのですが、今回は場所がよいという理由であまり深く悩まず創造空間ナノラボで作業をしてみました。

やったことは、コンデンサマイクのテストでした。
よくわからないので、コンデンサマイクだけ適当に買ってお店へ行ったのですが、
まったく同じ部品を隣の席に座っていた人が使っていて、上手く使うためにはアンプやコンデンサ等の部品で音量を稼がないと難しいよーと教えてくれて
ついでに、お店の奥のほうから必要な部品が出てきたりして
半田ごて自由に使えるし
ドリルも自由に使えるみたいだし
電源も無線LANも自由に使えるし
しかも2時間500円で
ジュース飲み放題だし

秋葉原のオアシスといっても過言ではないと思いました!

また作業スペースが欲しいときにはお世話になろうと思います。

ちなみに、コンデンサマイクで拾った音量にあわせて、きゅうべえ人形の目が光る予定です。