2019年が終わります。

こんにちは。2019年最終日ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕は、2019年12月26日にインフルエンザA型と診断されたので、家族にインフルエンザを移してしまわないよう、寝室からできるだけ出ない生活を送っています。
まさかテン年代(この言い方ももはや全然されなくなりましたね)の最後5日を自室に引きこもって過ごすとは思っていませんでした。

そんな極めて冴えない年の瀬なのですが、2019年ってどんな年だったんだっけ、と、思い出してみることにします。

1月 iOS 用のエディタを作っていた

ここ数年、普段、自分はテキストを書くときにはvscodeを使っていて、保存時には適当なコミットメッセージ付きで自動的にgit commitとpush をするようにフックを仕込んであり、その御蔭で複数箇所でファイルを弄り回してもだいたい同期が取れてくれる状況にしています。
で、同じことが iOS でもできるといいなと思って、xamarin、react native、iOSのネイティブなんかで、エディタテキストを書いたら自動的にどんどんgit push してくれるようなものが欲しくて、作れないかなーってやってました。
結果としては、iOSのネイティブでそこそこ思ったとおりに動くものがかけたものの、テキスト編集が快適かといわれればそうでもないし、開発に使ってたメモリ4GBしか乗ってない2014年のmacbook airではxcode動かすというだけでやたらストレスフルだったりもして、若干手間ではあるけど、結局あり物のエディタとgitのクライアントを組み合わせ使うほうがいいや、というところに落ち着いてしまいました。

2018年12月〜2019年2月 転職活動

転職活動しました。といってもたまたま見かけた求人広告に飛びついてそこの電話インタビューと面接を数回受けただけなので、いわゆる、複数の会社を受けて条件のいいところに決めるみたいな一般的に転職活動と呼ばれるものとだいぶ違ったように思います。

3月 プリンタ新調

割と長く使ってたプリンタが壊れた。
裁縫用の型紙を印刷したり、紙をスキャンしたりとなにかと便利だと言う理由で買い替えた。
基本、紙なんてなくなればいいくらいに思っているけど、まだまだ紙のほうが便利な場面ってのはたまーにある。

4月 新職場へ

転職後の職場は赤坂見附で、そこへの通勤が始まりました。
かつでdoot to door で片道15分だった通勤は、一気に6倍の1時間半に。
うち、電車の中で経っている時間が50分ほどあるので、この時間を使っていろいろなことをしたいとおもって、ipad miniを買ったり、op-zを買ったり、イヤホンを新調したりしました。
本当は、毎日電車で座れて、ノートPC開いて何かできればいいんですけど、通勤電車で座れることは望めないし、たったまま何がどこまでできるのか、みたいなのを日々追い求めています。

5月 インターネットをした


めっちゃバズって、まとめサイトからカツオのたたきももらった。

apple 製品のデザインってよく考えられてるんだなぁと思った出来事だった。

5月〜 新しい仕事

仕事としてはLinux のテクニカルサポートエンジニアをやっているのですが、ディストリビューションに入ってるものはなんでも見なきゃいけないような感じなので、プログラミング言語何でも読めないといけないし、ディストリビューション全体の仕組みも知ってなきゃいけないし、それ以外の会社のプロプラミドルなんかも知ってなきゃいけないしでなかなか大変でずーっとバタバタしていて、未だにばたばたしてます。
毎日、知ってることよりも知らないことのほうが多い、ということを追認しながら生きる日々になっています。

すべてを事前に知っておくことはできないし、もちろんすべてを覚えておくこともできないので、知りたいことを高速に知るための方法が大事だなぁと、ここ最近は特に思います。

10月 こたつとmacbook proを買った

こたつを買った。
こたつを買ったら、コタツで快適に過ごすために早いノートPCがほしくなったのでmacbook pro 13を買った。
windowsのノートとどっちにするか結構悩んだんだけど、ctrl+p,n,f,b がwindowsだと使えなくてきっとイライラすると思ったので、macにした。
escキーが無いけど、そんなに不便じゃなかった。そんなに使ってないんだな。esc。

11月 VPS移転した

全部docker-containerに入れた。色々勉強になった。

12月 Re:animation 10th Anniversary Kickoff 出た

出演陣にも古めの面々がそこそこおり、遊びに来てくれた人の中に、懐かしい面々も多数あって、ああ、自分には知り合いがたくさんいたわ、ということを思い出した。
ただでさえ出不精だし、子育てあるからみたいな理由付けでどんどん外に出ることが少なくなってるんですが、行くところに行けば知り合いいるし、寂しがる必要はないのだなと。


とまあそんな感じで、中盤はとにかく慣れない通勤と仕事と、あと育児にかかりっきりで変わったことがこれと言ってない一年でした。
来年は、もうちょっと曲書いたりDJで人前に立ったりしたいなぁって思ってます。
下の子もそろそろ2歳になってきて安定感も出てきたはずなので、少しくらい家空けても大丈夫だ、という雰囲気になればいいなと。
逆に、妻が家空けても大丈夫だという状況にもしたい。

あと、やっぱ、DJの現場あると曲も書けるっぽいぞってこともわかってきたので、なんかありましたら割と気軽にお声がけください。
そんな感じでありがとう2019年。

オーディオ・プラグイン解析ツール Plugindoctor で遊ぼう! を読もう!

学校の教科書にも使われたりしている、とーくばっくを書いたDavid Shimamotoさんの新刊、「オーディオ・プラグイン解析ツール Plugindoctor で遊ぼう!」が近々、ネット通販及び即売会にて発売されます。

コタツは最高だな

リンク
オーディオ・プラグイン解析ツールPlugindoctorで遊ぼう!のご案内 (本の公式ページ)
Plugindoctor (ソフトの公式ページ)
とーくばっく~デジタル・スタジオの話のご案内 (本の公式ページ)

この本を作るあたって少しばかりお手伝いさせていただいた絡みで、一足早く本をいただきました。
David Shimamotoさんの前作であるとーくばっくを読んだ時にも書いたように、この本がどんな物なのか、ということについて、買うかどうかを悩んでいる方の背中を押すため、ちょっと書いてみようと思います。

本の構成

大きく2部構成です。

前半は Plugindoctor で計測可能なデータについての説明が行われいます。
私はこの本が届く前に、Plugindoctor を購入していました。
本が届いてすぐに本の内容を確認しながら、Plugindoctor を使って使用頻度の高いプラグインについて調査を行ないました。
一部計測内容が複雑であり、計測結果の読み方が難しいものはありますが、おおよそ計測可能な項目について理解することができました。
Plugindoctor 自体のマニュアルについては目を通しておらず、計測項目がおおよそ理解できたのはこの本のおかけだなと思っています。

後半は Plugindoctor による調査の結果に対する著者の考察が主な内容になっています。
こういうグラフが出てきた場合にはこういうふうに考えることができるのか、という実例集として非常に役に立つと思います。

この本の良いと思うところ

文面により知識を共有するだけでなく、読者自身がさらに自分の興味に基づいて自身で調査を行うために必要な情報が記載されていることが良いなと思います。
是非、Plugindoctorのソフトウェアを購入して、この本を片手に、普段お世話になっているプラグインたちのことをもっと知ってみてはいかがでしょうか。

自分がよく使うプラグインを実際調べてみた

自分がよく使うプラグインについていくつか調べてみました。
数時間くらいですが結構いろんなことが分かりましたので、こんなことがわかるよ、という例を書いてみようと思います。

  • 同じアナログのEQをモデリングしたプラグインで、同じようなパラメータに設定しても結果が全然違うことが目で見て明らかにわかった。音が違うという印象がもともと強かったが、実際にぜんぜん違うことが明らかになった。
  • アナログEQのモデリングプラグインに音を通しただけで歪みが付加されることが目で見てわかった。また左チャンネルと右チャンネルで歪み方が若干違うことが目で見てわかった。
  • 通すとスッキリすると思っていたアナログのモデリングのEQは、通すと実際に低音がroll offし、高音が持ち上がっていることが目で見てわかった。自分の感覚が計測上も正しいこともわかった。

ほんの触りですが、こんな感じでいろいろわかりました。
どうですか?わかりたくないですか?

まとめ

本と一緒にソフトも買いましょう!
いつも使っているvstを調べてみれば結構いろいろわかる!
感覚と計測データの関係についてもわかるようになって捗る!

オーディオ・プラグイン解析ツール Plugindoctor で遊ぼう!
もうすぐ発売です!

もう一回リンク
オーディオ・プラグイン解析ツールPlugindoctorで遊ぼう!のご案内 (本の公式ページ)
Plugindoctor (ソフトの公式ページ)

ノートPCを新調したりVPSを乗り換えたりした

なんか、最近、普段家で使ってるコンピューター周りを色々変えたのでそれについて書いてみる。

ノートPCを新調した

2014年頃のmacbook air 11inch から、色々悩んで2019年のmacbook pro 13inchのusb c端子が4つついてる方に乗り換えた。VMなどをそれなりに動かすことになるだろうと考え、メモリは16GB、SSDは512GBにした。
新調の一番の理由は、コタツを導入したのでコタツで色々できるようにしたかったけど、それには5年前のmacbook airでは主にメモリの量を中心に辛いと感じることが増えてきたこと。
新調にあたっては、現行の各種macbookはusb cしかついていないことが気に食わず、windows のノートPCにしようかなとも思ったのだけど、そうすると、ctrl + p,n,f,b あたりでのカーソルの移動ができない場面が増えてストレスを溜めるのだろうなぁと思ってしまったので、結局macにしてしまった。

usb cについては、実はあんまり外に何かを付けて使うということ自体がないけれど、もしもつけたとしても、電源やら画面やらを1本のケーブルにまとめられて、今はもう便利だとしか思わない。
昔は、usb cからいろんな端子に変換するための変換器みたいなのの種類が少なかったり値段が高かったりで大変だったみたいだけど、2019年だともうそんなでもないのかなと思った。

そんな感じで、家に帰ってきてもコンピューターいじるときは机と椅子に座ってガッツリと向き合うしかなかった状態が、こたつで緑茶でも飲みながらのんびりと色々する、みたいに変わった。

あと、結構前だけどテレビにkindle fire tv stickを刺した。なので、家族と一緒にスマホで撮った写真をみたり、webページを一緒に眺めたりといったときも、kindle fire tv stick に Air Playで接続してさっさとテレビに画面を表示できるようになった。これが想像以上に便利で、テレビは見るだけのものから、家族の間で情報を共有するための道具に変わってきたな、みたいな意識の変化があった。

windowsのノートPCを選んでいたら、Air Playではなくmiracastで画面を表示することになると思うんだけど、miracastについては使ったことがなく、どの程度使い勝手が良いものなのか知らない。実際のところどんな感じなんだろうか。

VPS乗り換えた

かれこれ7年くらい、sakuraのVPSを何度かインスタンスのタイプを乗り換えつつメインで使い続けてきたけど、支払いが月極なので、遊ぶ際にインスタンスを新しく作ったり破棄したりといったことがやりづらくて辛いという理由で、色々お試しするときののVPSについては別の海外のVPS業者の日本リージョンを併用している状況が1年ほど続いていた。
(sakuraにおいて、インスタンスを上げたり壊したりといった用途には、おそらくsakuraのVPSではなくsakuraのクラウドが想定されている。だから、自分がsakuraのVPSがターゲットとする客ではなくなってしまったので辛いという話であって、sakuraのVPSのサービス内容が良くないというわけではないと思う。)
海外VPSを1年使って、これと言ったトラブルも特になかったため、sakuraの方は引き上げ、海外VPSの方に一本化した。
もともとsakuraにメモリ2GBのインスタンスが1台、海外VPSの方にメモリ1GBのインスタンスが1台あったが、これを4GBメモリの海外VPSに1台にまとめた。
値段的にはsakuraのメモリ2GBと海外VPSのメモリ4GBが同じ価格だったので、月々の支払いは減ることになったし、管理対象も減ったし、いい感じだなーと思っている。

引っ越しにあたり、勉強も兼ねて、ホストOSの上にソフトを色々インストールするのは控え、全部dockerコンテナの中に入れた。全部のサービスをdocker-composeで管理するようにした。
結果として、自分がどういうサービスを立てているのかということが明確になって、覚えておかなきゃいけないことが減ったので良かったなぁと思った。

あ、なので、このblogも実はお引越ししたあとだったりします。なんとなくテーマも変えました。

k8s のクラスタを組んでその上に全部移すということも考えたけれど、自分が動かしっぱなしにしておきたいアプリケーションの総量に対して、k8s 自体の主にメモリに対するオーバヘッドが大きすぎてなんかもったいない気がしたというのと、スケールアウトしなきゃいけないほど上で動くアプリケーションが増えたり減ったりするわけでもなく、コンテナ冗長化をかっこよく行う必要も特にないなーと思ったので、シンプルにdockerとdocker-composeで全部済ませてしまうことに今回はした。
k8s がこなれてきて、オーバヘッドがあんま気にならないくらい小さくなってくるというか、オーバーヘッドが小さい構成も手軽に組めるように状況が整ってきて、自分自身がそれを使いこなすノウハウがこの先数年で溜まったら、k8sベースにすることもあるのかもしれない。と思う。

なんかまぁ、そんな感じです。
全部コンテナに入って取り回しが良くなったので、調子よく色々やっていきたいなー。

apple と任天堂は似ていると思った

友人宅で何気なく撮った写真が盛大にtwitterでバズった。


なんでこの写真がこんなにバズったんだろうって考えてみたのですが、よくわからなかったので、とりあえず、最近自分が思っていることを、このバズにかこつけて書きます。

あくまでも自分が思ったことを書くだけなので定量的じゃないんだ。もうしわけない。

なぜこの写真がこんなにバズったのか

付いた返信が多すぎて全ては読めていないのですが、大部分は
「昔使っていた」「懐かしい」「いつの写真だ」
という、リアルタイムでiBookのことを知っている人によるもののように思えました。

その一方で、
「見たことがない」
という返信もありました。

ここからわかることは、昔iBookを見たり触ったりしたことがある人は、その記憶をしっかり留めており、また、昔iBookを見たり触ったりしたことがない人にとっても興味の対象となっている、ということなのかなと思います。

昔見たことを覚えていたり、見たことない人が、非常に古いものにもかかわらず興味を持ったりするのは、ひとえにその特徴的な外見にあるのだろうなと思います。

この外見によって得することは外見以外にはないように思えます。
この外見であることによって、cpuの動作が早くなるとか、メモリが多くなったり早くなったりするようなことはないはずです。
でも、こういう性能とは無関係な特徴こそが、長期的に人に記憶してもらったり、興味を持ってもらったりするために大切だった、ということなんだろうなぁと、今回のバズを眺めながら思いました。

このiBookはおよそ20年前のものですが、性能的な面で言えば、当時のCPUやメモリの速度や量、ディスクの速度や量なんてのは、現代のそれから見ればどうということはなく、その価値は大きく目減りしたように思います。
でも、この外見は、依然としてオンリーワンであり、その価値は、CPUやメモリほど大きく目減りしていないように思います。
むしろ、20年間、その記憶を留めさせ続けることができたという点で、その価値は日々向上しているのかもしれないなとすら思います。

価値を保ち続けることができたのは、性能ではない面に多大な注力が行われた結果なのだろうなぁと思います。

ふと任天堂のゲームを連想した

任天堂は、かれこれゲーム機とソフトを35年間作っている会社ですが、そのソフトはiBookと似たような特徴を持っているなと思いました。

ゲーム機は、世代を重ねるごとにCPUやらGPUやらの性能が上がり、映像や挙動のリアリティが追求可能となって来ています。
実際にこれらを追求するゲームがある中で、任天堂は、いつも、あえてこれらを追求していないように思えます。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドは、すごく面白いし、自分も150時間くらいは遊びましたが、あの映像表現が、現在の他のゲームと比べて取り立ててリアルだとは思いません。
でも、リアルではないからこそ、将来、技術が更に進歩しCPU/GPUの性能が向上し、もっともっとリアルな表現が可能になったときに、
リアルさとはことなる価値が、薄れることなく、改めて浮かび上がってくるのではないでしょうか。

20年後に思い出すものは何だろう

20年後に思い出すものは何だろう、と思います。

Macbook AirやMacbook Proの液晶の天板のりんごマークが光っていたことは、今回のバズと同じように語り草になるでしょう。きっと。
性能向上に寄与しない特徴だからこそ。

あなたは何を思い出すと思いますか?

20年後に思い出してもらえるものはきっと計画的に作れる

20年後も思い出してもらえるということに価値を見いだせるのなら、定量化できない部分にあえて特徴を作り込むといいのかもしれないなと思いました。
直接触ったり、見たり聞いたりするものに限定される話のような気はしますが。

普段、どうしても性能や機能に着目して物を見がちですが、そうじゃない部分も絶対大切だよなと、そう思わせてくれたバズでした。

日立製作所を退職します

12年お世話になった日立製作所を退職します。
いやー自分が転職するとは思ってなかったなぁ。
むかしむかし、テスさん に「俺が、こいつは転職するなと思った人は必ず転職する。だから、ちゃーりーは転職する。」みたいなことを言われて、そんな馬鹿なーって思ってたんですけどね。

以下、聞かれそうな事。いろいろ聞かれるたびに書いて問題なさそうなものは書き足していきたい。

次の会社は?

決まっています。4月15日から新しい会社へ所属になります。職場の最寄り駅は赤坂見附駅です。近くで働いてる人とか近くに住んでいる人と遊びたいです。
行き先の会社は、直接捕まえたりとかtwitterのDとかで聞いてください。

まー然るべきタイミングでfacebookの所属を書き換えそうな気はします。

日立のグループ会社への転出なの?(4月9日追記分)

ちがうよ。

引っ越すの?

現在、今の職場にすごく近いという理由で戸塚に住んでいます。で、転職後には、職場まで電車通勤でもろもろ含め片道1時間くらいにはなりますが引っ越しません。
上の子がもうすぐ4歳、下の子が1歳で、子供の人間関係もできてきていますし。
僕も生まれてから一番長く住んでいる場所が戸塚で、戸塚という場所にはかなり思い入れがあるので。

戸塚、いいところですよ。みんな引っ越してきて。